本学大学院生が日本雪氷学会北海道支部の2023年度北海道雪氷賞【北の風花賞】を受賞
このたび、雪氷防災研究室に所属する石井日菜さん(博士前期課程 社会環境工学プログラム2年、主指導教員:白川龍生准教授)が、公益社団法人日本雪氷学会 北海道支部の2023年度北海道雪氷賞【北の風花賞】を受賞しました。
北海道雪氷賞は、若手研究者や実務者の活発な学会参加、幅広い研究分野との融合を促し、支部の活性化や社会貢献を推進することを目的に設立された賞で、【北の風花賞】のほかに【北の六華賞】と【北の蛍雪賞】があります。
北の風花賞は、雪氷学の幅広い発展の知見において、今後さらなる研究が奨励される論文に授与されるもので、今年度は石井さんの論文「北海道オホーツク地域における湿雪と気象要素 -2022年12月下旬の湿雪とその影響-」が選出されました。
本論文は、オホーツク海側で発生した厳冬期における湿雪の特性とその湿雪をもたらした気象要素の特徴について整理されたもので、気候変動の観点からも今後の研究の発展が期待されての受賞となりました。
なお、受賞者の表彰式は、本年5月開催の2024年度支部総会で行われる予定です。