本学大学院生が雪氷研究大会(2022?札幌)において学生優秀発表賞を受賞
10月1日(土)~5日(水)に開催された、公益社団法人日本雪氷学会?日本雪工学会主催の雪氷研究大会(2022?札幌)において、本学大学院生の斉藤茉由美さん(博士前期課程 工学専攻 社会環境工学プログラム2年、主指導教員:亀田貴雄教授)が、学生優秀発表賞(ポスター発表部門)の優秀発表賞を受賞しました。
この賞は、「学生優秀発表賞セッション」のポスター発表部門において、様々な雪氷関連分野の聴衆に対し、専門外の聴衆にもわかりやすく発表して最も印象に残った発表(プレゼンテーション)を行った学生会員に授与されるものです。
斉藤さんは、「カーリングにおけるスウィーピングの効果の解明2」という題目で発表を行い、1)カーリング場のアイスシート表面のペブルの形状変化(ペブルとは氷面に形成される小さい凹凸のこと)、2)ストーンの軌跡の変化、3)氷面の温度変化、を実測することで、これまで未解明だったカーリング競技におけるスウィーピングの効果を明らかにしました。
斉藤さんのポスター発表ではこれらの成果がわかりやすく説明されており、関心を持った方には補足資料を用いて説明を行いました。これらのことが高く評価され、今回の受賞に至りました。
なお、本研究はJSPS科研費21H03314(研究代表者:亀田貴雄)の助成を受けたものです。
カーリングブラシを持ち受賞を喜ぶ斉藤さん | 賞状 |