本学大学院生が令和元年度北の国?森林づくり技術交流発表会で森林技術部門 奨励賞を受賞
この度、本学大学院生の館林雅治さん(博士前期課程 社会環境工学専攻1年)が、2月18日(火)~19日(水)に札幌市で開催された令和元年度北の国?森林づくり技術交流発表会で森林技術部門において奨励賞を受賞しました。
? 発表した課題は、「屋根型構造の路盤を有する林業専用道の排水性能に関する基礎的研究」であり、本学 オホーツク農林水産工学連携研究推進センター 副センター長(林業担当)川口貴之 准教授の指導の下、鶴居村森林組合並びにオホーツク地域創生研究パーク(北見市若松)で行った研究成果です。
? 今回の受賞について、館林さんは「元々、地盤工学の専攻であり林業業界での考えや背景を理解するのに大変苦労しましたが、川口先生と色々な会議や打ち合わせに参加させて頂き、鶴居村森林組合の方をはじめ、多くの方の協力を経て、徐々にではありますが理解することができ、今回このような賞を受賞できて、大変嬉しく思います。現在は屋根型林道の問題点を改善するために、改良型屋根型林道をオホーツク地域創生研究パークに構築し、現地計測を行っています。さらには路盤補強効果に関する室内試験を行い、路盤厚の低減等の検討も行っています。次年度以降はこのような林道に対しての散水試験や浸透流解析を実施し、北海道のような積雪寒冷地に適した林道に向けて、より一層研究に励みたいと思います。」と、研究の苦労と今後の研究計画についてお話しいただきました。益々のご活躍を期待しております。
? 発表課題概要 ? ? ? 館林さん
? ? (クリックするとPDFが開きます)
[研究協力課 2021/05/25 更新]